Toshi Photodiary

日本の四季を追いかける風景撮影記

MENU

新潟遠征~満天の星空と水鏡を求めて(2017.04.24)

こんにちは!Toshiです。G.Wが終わり、いつもの日常が戻ってきますねotz

休暇疲れもあるかもしれませんが、皆さんもお仕事頑張っていきましょう⤴

 

ということで、ブログを始めてから初の更新になります。

色々と突っ込みどころ満載ですが、どうか流してやって下さいm(__)m

 

まず、記憶が新しい撮影記から書いていこうと思います。

先日の4月24日、去年から再訪したかった新潟県にある「星峠の棚田」へ行って来ました。

(実は前日の23日未明から明け方にかけては、こと座流星群が極大で、長野へ撮影に行ったその足で、新潟入りしたという裏話があります←こちらも後々記事にする予定です)

 

遠征の目的は、天の川撮影と、棚田に張った水に映る星たち(風がないと、水面がまるで鏡のように景色を反射することから、水鏡と呼ばれます)

あとは、何と言っても満天の星たちをこの目で見ること。

 

GPV (Grid Point Value)気象予報(風景写真を撮るのには欠かせない、天気を判断するための材料)によると、現地は快晴の予報。ワクワクする思いを胸に、長野道→上信越道を北上して、豊田飯山ICからR117に入り、野沢温泉、栄村、津南町を抜けて、星峠入り。

 

現地は予報通り雲1つない快晴で、地平線まで星たちが煌めいていました!

南の空に目を向けると、天の川が昇り始めて、その全容を表していました、早いっ汗

それもそのはず、現着したのは午前1時前。暗闇に目を馴らす余裕もなく、急いで前もって把握しておいた場所にカメラバッグと三脚を担いでダッシュ!

 f:id:toshi81photography:20170510003619j:plain

とりあえず、星峠の棚田全体と寝ている天の川をゲット(*'ω'*)b

 

星たちのほかにも、天の川の濃い部分もしっかりと棚田に張られた水面に映ってくれました。もちろん、目で見ても天の川の姿をしっかりと確認することができました。

 

寝ている天の川を撮り終えると、時間の縛りからは解放されます。(夜が更けるほど、天の川は縦になっていくため)

なので、インターバルでカメラを放置しながら、しばし満天の星空に思いを馳せます・・・。

 f:id:toshi81photography:20170510005206j:plain

 大きい棚田による水鏡は、星の日周運動をも映し出してくれます。

(カメラをやっていない方には、あまり馴染みがないかもしれませんが、星は思いのほか速いスピードで動いています。地球は地軸を中心にして自転しています。これは太陽が昇り、沈む動きを見れば一目瞭然ですね。ただ、そのスピードは、日本のある緯度35度付近で、時速約1400kmにもなります)

 

なので、三脚でカメラを固定して、同じ場所から何枚も同じ写真を撮って合成(繋ぎ合わせる)すると、動いている星だけが軌跡(線)となって現れる訳ですね☆彡

 

この日はとにかく天候に恵まれて、風はほぼ無風。合成しても星の軌跡が水面にしっかりと映り込んでくれました。

 

その後は、のんびりカメラを持って暗闇を移動しながら撮影タイム🕐

あれやこれやとしていると、早いもので天の川はすでに立ち上がっていました。

なので、縦構図で水鏡と天の川が撮れる場所を探します・・・。

 

f:id:toshi81photography:20170510011158j:plain

ありました!!夢中で撮り続けます・・・。

こんな完璧なリフレクションは、自分自身初めて見たかもしれません。

棚田に目を向けると、真っ黒な田圃に星が映っているだけなため、実際は浅い田圃もとてもとても深い底なし沼のような錯覚に陥ります。

実際立っている場所から田圃は全く段差が無いのにも関わらず、自分がすごく高い場所にいるような感覚・・・←語彙力なくて、うまく伝わらなくてすいません(笑

まぁ、とにかくある意味貴重な体験ができました|д゚)

 

そして、薄明*1が始まると、今まで夜空に煌めていた星たちはしだいに姿を消してゆきます。

 

かわって、周囲の景色がだんだんと見えるようになり、姿を消してゆく星たちとは逆に、星峠の棚田がその全容を見せ始めます。

 f:id:toshi81photography:20170510013709j:plain

この時間は、今まで煌めていた星たちが消えてゆく儚さと、重苦しい暗闇から光が戻り、朝を迎える狭間の時間。まるで違う2つの空間を自分が行き来しているかのようで、個人的にとても好きな時間帯です。

 

この日は薄明に合わせて、明けの明星*2、そして遠く越後三山の稜線からは、月齢27の三日月が仲良くランデヴー☆

棚田には、僅かながら水鏡に映る星たちも映っています。

 

そして、さらに朝が近づき、いよいよブルーアワー*3の時間帯。星たちは姿を消して、いよいよ夜明けが間近に感じる時間。空の蒼さを棚田が映し出して、美しいグラデーションを魅せてくれます。

 

f:id:toshi81photography:20170510020641j:plain

f:id:toshi81photography:20170510021237j:plain

水鏡に映る明けの明星と月、そして美しい空のグラデーションとともに、静かに夜明けを迎えました。

 

このまま日の出を迎えようと思いましたが、前日も流星群撮影のため、夜更かししていたので、体力に限界を感じ、一番近いコンビニに避難(という名の仮眠→しっかり朝食は買わせて頂きましたm(__)m)

 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

・・・zzZ

日差しで車内が暑くなり、目が覚めました(笑

ただ、仮眠して体力が回復。

天気も最高に良かったので、せっかくだから日中の棚田も見に行こうと思い立ち、再び愛車のハンドルを星峠に向けます。

 

f:id:toshi81photography:20170510023326j:plain

この日は星を撮っている時から空気が澄んでいて、日中の星峠からは、遠く雪を被った越後三山(上写真左の山塊(左から越後駒ヶ岳・中ノ岳・八海山))や、遠く新潟・群馬県境の谷川連峰なども確認することができました。

 

そして、撮影がひと段落して、展望台でのんびり景色を眺めていると、一人の方が声をかけてくれました♪

星峠近くの旅館で働いている方で、十日町市には来て間もないそう。有名な場所と聞いて、見に来られたみたいです。

そして、今回ご縁があり、その方の働いている十日町市・松之山温泉の玉城屋旅館さんのブログ玉城屋ジャーナルにて、自分の撮った写真を紹介していただけることになりました!

 

その方は、地元十日町の魅力をどんどん発信して、多くの方に癒されに来ていただきたいとおっしゃっていました。

この素晴らしいロケーションがあるのも、地元の方々たちがいるからこそのもの。風景写真を撮る身として、遠方からその地へお邪魔させていただいている以上、その場所や地元の方々への感謝の気持ちは忘れてはいけないと思っています。

 

だからこそルールやマナーを守り、美しい景観を皆さんで残していきたいものです。

 

かなり、話が脱線しましてすいません・・・

そして長々と綴ってしまいましたが、最後までご愛読して頂き、ありがとうございました(*´ω`*)ゞ

これにて、初回の更新と致します。

Toshi Photodiary

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

@今回のおまけギャラリー

 <関越トンネル谷川岳f:id:toshi81photography:20170510025532j:plain

 

*1:夜がだんだんと明けて、薄明るくなっていく(地平線が白んでくる)頃のこと

*2:金星のこと。金星は太陽と地球の間に位置しているため、太陽が昇る明け方に明けの明星、太陽が沈む夕方に宵の明星を見ることができる

*3:日の出前と日の出後の僅かな時間、空が濃い青に染まる時間帯のこと